初めはバナナと同じく、右も左も分からない状態でのスタートでした。
秋に植え付けたパパイヤは根が活着するも成長は非常に緩やかで心配が絶えませんでした。
それから初めての冬を迎え、成長が止まり、ほとんどの葉が枯れてしまいました。
そんな中、パパイヤは木の先端に僅かに新芽を残し、耐え忍んでいました。
「パパイヤが生きようとしているのに我々があきらめてはいけない!」
と言う思いで、栽培方法を1から見直し冬を耐えしのぎました。
冬の終わりが近づき、雪が止み、日差しが強くなると、それまでが嘘のように成長を遂げ、今では年間2000個以上の実を収穫できるようになりました。